SFで見たフロンティア: GPU、映像生成、ニッチモデル、ロボティクス
2026年9月末から10月初旬、サンフランシスコで聞いた話だ。
GPUと推論
RuntimeはModalのカンファレンスだ。swyx、Cat Wu、Daxが登壇し、同じ日のロボティクスセッションにはGeneralist、Physical Intelligence、1Xが出た。
Dreamscale Labs(YC F26)は、ロボットのモデルをクラウドでサーブしている。レイテンシが先なので、SF市内のGPUを探していた。
Vastは、GPUの上にデータ、推論、映像モデル、コーディング環境までを1台のVMに載せて売る。ハッカソンではチームごとにVMを渡し、CoreWeaveとWeights & Biasesの推論、Nvidia Cosmos Reasonを使わせていた。
その上は、モデルを選んでサーブする層だ。OpenRouterのイベントで会った推論の会社は、GPUさえあれば今は売り切れると言っていた。Higgsfieldに似たルーター会社がいくつも…
Fal、Bria、LTXは一つのイベントに揃っていた。Falは音楽、ダンス、エフェクトまで付けて推論する。
映像生成
Dragon GateはAI映画の上映会だった。来ていたのは映画をする人たちだった。
LTXは、アウトペインティング、モーションシンク、物理的なディテールまで、映画とアニメのプロダクションに合わせてチューニングしている。感覚しかないときは、言葉を全部吐き出してLLMにプロンプトを書かせる。サービングはFalだ。
シンガポール系のAIは映画制作のプラットフォームで、見せてもらった作品の水準は高かった。中国のショートフォーム・マイクロドラマは、このやり方で作られているように見える。AI映画スタジオには、すでに上映を終えた作品が何本もある。
B2Cのニッチモデル
Descriptはオフィスのイベントで、撮影と編集にスタッフを付けていた。同時に、forced alignerのFuseAlignを社内で作っている。表情や非言語の音声は、まだ次の段階だ。Audaiはオーディオモデル、Academaは解説動画を自動で作る。
ロボティクス
Generalistのスケールには、撮影データの入ったSDカードをアップロードするデータ収集がまだ残っている。Physical Intelligenceはイチゴ農園、牛、掘削機、工場に入っている。1X Neoは実物を見たが、歩きは荒く、注文から配送までの距離はまだ遠い。
DreamscaleがSF市内のGPUを探している理由と重なる。現場に入るロボットが増えれば、その頭脳をレイテンシの内側で回す推論が別に要る。